JANICE NICHOLLS
「The Wednesbury Madion」


英国の60年代に人気を博したテレビの音楽番組‘THANK YOUR LUCKY STARS’。中でも人気だったのが新譜を3人の十代の子達が論じる(?)コーナー‘SPIN-A-DISC’、そこにレギュラー出演していたのが今回の主役、女子歌手JANICE NICHOLLS。今回は彼女の歌声が聴けるA面「I'll GIve It Five」ではなく、B面「The Wednesbury Madison」を紹介。こちらでは彼女は最初と最後のベシャリのみで全編インスト。タイトルからして当時英国で人気を博した米国産のステップ‘MADISON’用の楽曲だろうか、オルガンを中心としたカッコいい作風。作曲したのはCLIFF ADAMSとHOWARD BARNES。アレンジはこの時期数多くの良質なポップス音源を手掛けていたHARRY ROBINSONが担当。後年、音楽マニアの琴線に触れたのか、インスト物のオムニバスにもしっかり収録されることになる。

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