JET HARRIS
「Big Bad Bass」


英国を代表する技巧派インストグループSHADOWSの初代ベース奏者のJET HARRIS。その厳ついルックスとワイルドな演奏がトレードマークの氏も同じSHADOWSのドラム奏者TONY MEEHANと共に62年に脱退。同年にはDECCAと契約、MEEHANとのユニットでヒットを飛ばし、それに並行して自身のソロ音源もリリース。本作はそのDECCAでの3枚目、ラストリリースとなるシングル。ずいぶんと太々しいタイトルだが、まさに氏の存在を言い当てているのが実に痛快!JOE MEEKが手掛けたインストグループOUTLAWSを思わせる、ちょっとカントリー風味も利かせた爽快なナンバー。ちなみに作曲は当時自身達もビートグループを組んで活躍していたCARTER=LEWISのコンビ。女性コーラスはレーベルメイトのVERNONS GIRLSだろうか・・・残念ながら本シングルはヒットしなかった・・・

前のページに戻る