JOHNNY JHONSON & HIS BANDWAGON
「High And Dry」


本国の米国では鳴かず飛ばずだった米国のソウルグループのJOHNNY JOHNSONとBANDWAGON。60年代後半に英国で独自にチャートヒットを記録、それに便乗するかのように活動の拠点を英国に移した彼等。70年から在籍したBELLでは人気作曲家/プロデューサーTONY MACAULAYのプロデュースでポップとソウルを混ぜ合わせた良質な音源でヒットを記録。今回紹介する「High And Dry」はそのBELLでのラストリリース。70年代に入ってチャート内でヒットを記録していた人気のサウンド、レゲエを取り入れた意欲作。ストリングスを入れたりと、当時の人気レゲエ系レーベルTROJANを思わせるサウンドに仕上がっている。作曲とプロデュースはMACAULAY、アレンジは作曲家としても活動していたDON GOULDが手掛けた。残念ながら全くヒットせず、数か月後には同じEMI系レーベルのSTATESIDEに移籍することになる。

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