JOHNNY KIDD AND THE PIRATES
「Jealous Girl」


50年後半の英国ロックンロール時代にデビューし、全盛期を迎え60年代に入りビートブームが来るや散っていったスター達。その中でもそうした時代の流れという試練に耐え活躍していたスターもまたいる。CLIFF RICHARDやJOE BROWN等がその代表格か。いやいや忘れてはいけない、先の2人ほどの知名度ではないにしろ英国ロック史において光輝くこの人、JOHNNY KIDDの存在も。ロックンロール期を経てビートブーム期に入っても良質な音源を残した氏。今回紹介する「Jealous Girl」もビート期に残した珠玉の1枚。マージー勢の影響が伺える、マイナーメロディとエッジの効いた演奏が見事にマッチ。ギターのカッティングなどは後のPIRATESのパブロック時代のそれを思わせるカッコよさ。こんなカッコいいシングルなのに全くヒットしていない・・・

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