JULIE GRANT
「Count On Me」


PYEレーベルお抱えの実力派女子歌手JULIE GRANT。本盤は全英24位を記録した63年のシングル「Count On Me」。今現在の本盤の評価といえば、もっぱらB面「Then, Only Then」。前年にシカゴソウル系歌手WALTER JACKSONがリリースした、ノーザンソウル評価の高い作品のカヴァー。ここではA面「Count On Me」にスポット当てたい。こちらは当時レーベルで数多くのアーティスト達のプロデュースを手掛けていたTONY HATCHがMARK ANTHONY名義で作曲した作品。イントロのホーンから終始軽快なノリに乗ってJULIEがゴキゲンな歌唱を聴かせてくれる。おっと忘れてはいけないレーベルメイトのBREAKAWAYSによる重厚なコーラス、そして名アレンジャーBOB LEAPERによるアレンジも本作の聴き所。

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