KENNY BERNARD
「Isn't That A Good Idea」


トリニダード出身、64年にビート系グループWRANGLERSのヴォーカリストとしてデビューした歌手KENNY BERNARD。66年からソロ名義となり、PYEにCBSと股にかけて5枚のシングルをリリース。本盤は67年にリリースしたPYEでのラストシングル。A面「I Do」は米国ソウル/R&B系作曲チームDAN PENNとSPOONER OLDHAMの作品を取り上げたもので、ここではそのB面「Isn't That A Good Idea」を紹介。こちらは英国で活動していた作曲家RALPH MURPHYによる作品で、オルガンを主体としたアレンジの軽快なソウル/R&B調作品。曲の尺は2分弱、B面らしい地味目な曲調だが妙にクセになる1曲。プロデュースは芸能マネージメントも手掛けていたMERVYN CONN。この後のCBSで制作されることになるKENNYの2枚のシングルの音源はCONNがプロデュース、MURPHYが作曲を手掛けることになる。

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