KEVIN 'KING' LEAR
「Count Me Out」


PLANETレーベル等でシングルをリリースしていたフリークビート系グループGNOMES OF ZURICHのメンバーだった歌手KEVIN 'KING' LEAR。本盤は氏のソロデビュー盤。ボクシング(レスリング?)のレフリーがカウントするSEから始まる、ちょっとコミカルでファンキーなブルーアイドソウル作品。オルガンや女性コーラスを効果的に入れたアレンジも実に洒落ている。近年はモッド系ソウルという括りで高い評価を得ているそうな。この曲、元々は作曲者の1人であるGEOFF MULLINが本盤の数か月前にJASON JAMES名義でリリースした作品で、LEARのこの音源はそのカヴァーヴァージョンとなる。プロデュースを担当したのは60年代後半に多くの良質なポップス音源を手掛けていたDES CHAMPとROGER EASTERBYのチーム。

前のページに戻る