KINCADE
「Dreams Are Ten A Penny」


70年代の心地良いポップサウンドを音楽市場に供給していた良質なレーベルの1つPENNY FARTHING。60年代にPAGE ONEを設立したやり手業界人LARRY PAGEが手掛けたこのレーベル、今回のシングルはそこからの1枚。当時のテレビ番組に出演した映像等を見ると3人組のグループのようだが、実際は本作を作曲した1人JOHN CARTERがセッション・ミュージシャン達と作った音源。この名義でリリース、まさかヒットしないだろうと(?)思っていたら欧州で予想外の反響、急遽先の3人組をでっちあげたという良くある音楽業界の話。まぁそれは置いておいて肝心の楽曲の方だが、CATERと奥方GILL SHAKESPEAREの2人が手掛けただけあって良質な70'S ポップスに仕上がっている。そういった人脈の関係か後に同じく手掛けたFIRST CLASSも本作を録音している。

前のページに戻る