LARRY PAGE ORCHESTRA
「Leanda's Theme」


歌手として音楽キャリアを開始し、後に裏方に転向、プロデューサーとしてまたレーベル・オーナーとして華やかな600年代、70年代の英音楽界を渡り歩いたLARRY PAGE。そんな氏も他のプロデューサーやアレンジャー同様に自身名義の楽団を率いて(というか実際はスタジオでの録音時のみだろうが)軽音楽、いわゆるイージー・ラウンジ系音源も残している。今回紹介するシングルはこの名義では2枚目のリリースとなる「Theme From Peyton Place」。ここではB面「Leanda's Theme」。ゆったりスウィンギーなジャズ演奏をベースにパーカッションや女性コーラスを配したオシャレなインスト作品。基本的にこの手のサウンドはアルバム単位の方が多く、聞き流すといった印象を受けるがシングル盤で聴くとついつい聴きこんでいろいろ分析したくなってしまう・・・作曲は各々がアレンジャーとして活躍していたALAN MOORHOUSEと若きKEITH MANSFIELDが担当するという、彼等の作曲術も堪能出来るというぜいたくな1枚となっている。

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