LARRY PAGE ORCHESTRA
「Waltzing To Jazz」


50年代には歌手として業界入り、60年代、70年代にはレーベルオーナー/プロデューサーとして自身のレーベルPAGE ONEやPENNY FARTHINGで数々のヒットを生んだ男LARRY PAGE。先のレーベルでは他のアーティストを手掛けつつも、元々はアーティストだった故にその血が騒ぐのか、自身名義の楽団を率いて(と言っても実質はスタジオでのプロジェクトだろうけど)数枚のシングルやアルバムを発表している。今回紹介するのはその記念すべき1枚目のプロモ盤。タイトル通り、ワルツのテンポに乗せてジャジーな香りを塗した洒落た作風。所謂イージーラウンジ音楽と呼ばれる括りに入れられる類だろうが、女性コーラスやパーカッション等を巧みに駆使したなかなか凝ったアレンジを施された本作をシングル盤という形で聴くと思わず聴き入ってしまう・・・というのはシングル好きの贔屓目だろうか・・・

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