LARRY WILLIAMS
「Dizzy Miss Lizzy」


嗚呼、麗しきこの黄色と赤のシンボル的なレーベルデザイン。定番曲からマニアックな楽曲まで幅広く、独自の選盤センスで今も英国シングル盤の愛好家達を魅了するレーベルSUE。本盤はそんなSUEレーベルのカタログからの1枚。主役は米国のR&R/R&Bのパイオニアの1人、ニューオリンズ出身の歌手LARRY WILLIAMS。65年に英国はロンドンのスタジオにてオーディエンスを動員してライブ録音されたアルバム『LARRY WILLIAMS ON STAGE』からカットしたもの。渡英中のWILLIAMSのライブの伴奏をよく担当していたR&BグループSTORMSVILLE SHAKERSによる豪快な伴奏にWILLIAMSも、そしてオーディエンスも乗りまくった、音質はラフだが白熱具合がよく伝わってくる録音。CHUCK BERRYの「JOHNNY B GOODE」、RAY CHARLESの「WHAT'D I SAY」同様にそのアーティストの看板楽曲は気持ち良く盛り上がる。

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