「Hang Up The Phone」
THE LORNE GIBSON TRIO
「Hang Up The Phone」
エディンバラ出身のLORNE GIBSON率いるトリオ編成の、その名もLORNE GIBSON TRIO。62年にDECCAと契約、まずはソロ名義で1枚出して次の作品からはこのトリオ名義でのリリース。時代的にはちょうどビートブーム、その中ではカントリータッチを売りにするというやや異色の存在だった彼等。本作は3枚目「I Think It's Best To Forget Me」のB面「Hang Up The Phone」。音質的には英国の香り漂うものだが、楽曲的な作りはちょっとアメリカンな雰囲気を持つ本作、フォークロックにも通じる爽やかな感覚は彼等の存在同様に地味ながら貴重に感じてならない。作曲者のJOE SIMMONS, STUART WIENER、JOHNNY BRANDONは米国の作曲家達、米国ではCONWAY TWITTY等が録音している。ビートファンだけでなく、オールディーズファンにも是非聴いて頂きたい1曲。