LOUISE CORDET
「Which Way The Wind Blows」


62年にDECCAからデビューしたキュートな女子歌手LOUISE CORDET。今回紹介するのは3枚目のシングル「Around And Around」のB面「Which Way The WInd Blows」。A面は米国のLONNIE JAY AND THE JAYNESというグループが同年にリリースした軽快なポップス(英国ではEMI系のSTATESIDEが配給している)をカヴァーしたものだが、こちらは作曲がベルギーの作曲家/プロデューサーMARCEL STELLMANとインストグループSHADWOSの元メンバーでプロデューサー/作曲家として活躍していたTONY MEEHANの共作となっている(ベルギー産の楽曲にMEEHANが英詞を付けたものだろうか?それとも書き下ろし作品か?)。同年に制作・公開された、英米の人気アーテイスト達が多数出演した音楽映画‘JUST FOR FUN’の劇中歌として使用され、LOUISE自身がこの曲を歌っているそうな。サックス主体のロックンロール的コンボ編成の伴奏にチャーミングな歌唱を聴かせる。プロデュースもMEEHANが手掛けている。

前のページに戻る