LULU
「Boy」


DECCA時代のLULUは語られてもCOLUMBIA時代は意外と語られないような気がする今日この頃。しかし大手だけあって、そして60年代後半という一番英国ポップスが面白い時代、数多くのリリースだがその分発見も多い。今回紹介する「Boy」もそんな1つ。JOE SOUTHの「Games People Play」を彷彿とさせる南部テイストなギターから始まるゴキゲンな1曲。全体的に南国っぽいトロピカル風味も感じられるアレンジに盛り上がっていくメロディが素敵。サビのオルガンの使い方もヒップでお洒落。作曲を担当したのは人気チームHOWARD BLAIKLEYにやはり売れっ子GEOFF STEPHENSという珍しく、そして豪華な顔合わせ。勿論そういった楽曲を体現出来るLULUのパフォーマンス力もあってのこと。

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