LULU
「Love Loves To Love, Love」


英国の60年代の女子歌手の代表格の1人、LULUのCOLUMBIAでの3枚目「Love Loves To Love, Love」。力強くファンキーに跳ねるドラムに狂おしいファズギターのリフが絡む印象的なアレンジに乗って元気よく歌う彼女。作曲は米国の作曲家ESTEL LEVITTとDON THOMASのチームによるもので、米国アーティストが歌った作品をカヴァーしたということではない様なので、LULUへの書き下ろしだったのだろうか。ちなみにチャートアクションは全英32位、1枚目「The Boat That I Row」が6位、2枚目「Let's Pretend」が11位だったのでやや地味な結果だった印象を受ける。キャッチーながらも結構攻めた作風が裏目に出たか?むしろ後年(90年代以降)の音楽ファンからの評価の方が高いかもしれない。

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