MADELINE BELL
「Don't Cross Over To My Side Of The Street」


米国から活動の場を求めて渡英してきたソウル/R&B系歌手MADELINE BELL。65年にCOLUMBIAからデビュー、本盤は2枚目。A面「You Don't Love Me No More」はアレンジ等を手掛けたCHARLES BLACKWELL自身が作曲したドラマティックで美しいバラード作品。ここではそのB面「Don't Cross Over To My Side Of The Street」を紹介。こちらは前年に米国の女子歌手LINDA BRANNONがリリースした作品をカヴァーしたもの。BRANNONのヴァージョンはゆったりとしたテンポのアレンジだったのに対して、こちらは軽快なテンポのポップなソウル/R&B調ガールポップ調に仕上がっている(バックコーラスはBREAKAWAYS?)。英国で同年に大ヒットを記録した米国MOTOWNの人気スター歌手MARY WELLSの「My Guy」を思わせる曲調。調べてみたら、何とWELLS盤(英国STATESIDE配給)は本盤よりも一月後のリリース!(本国の米MOTOWN盤は本盤より一月早かったけど)。残念ながら本盤は全く売れなかったが、こっちをA面にしたら売れたかも??

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