MADELINE BELL
「I Really Got Carried Away」


70年代にはロック/ソウルのミクスチャー系グループBLUE MINKのリード歌手として人気を博した、米国出身の歌手MADELINE BELL。63年にEMI系レーベルのHMVからデビュー、翌年には同系のCOLUMBIAに移籍し2枚のシングルを残す。65年にはPHILIPSに移り71年まで数多くのシングルと数枚のアルバムを録音。ここではPHILIPSレーベルでの2枚目「Don't Come Running To Me」のB面「I Really Got Carried Away」を紹介。パーカッションやホーンセクションを取り入れたR&Bテイスト溢れるアレンジに乗ってソウルフルな歌唱を聴かせてくれる彼女。間奏のパーカッションとサックスの絡みもお洒落。先のBLUE MINKも含め、どちらかというと音楽的にはロック/ポップスの印象が強い彼女だが、こうしてストレートなR&B作品も歌っていた。

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