THE MAGICIANS
「Poggy Goes Pop」


‘ヒップでクール!’が60年代スウィンギング・ロンドンのイメージだけど、一方でコミカルでとぼけた様なサウンドもまたこの時代ならではの産物。今回紹介するのもそんな愛すべき1枚、グループ名のMAGICIANSはかなり匿名性が高い、きっと本作のプロデューサーIVOR RAYMONDEのプロジェクトだろう。A面「The Liars」は同名のテレビ番組のテーマ曲、いかにもなサウンドが素敵なのだけど、今回はRAYMONDE自身が作曲したB面「Poggy Goes Pop」を紹介。イントロからとぼけた感じで幕を開ける本作、と思いきや曲が進むとビートがストンプするカッコいい展開に!これぞ当時の英国のクオリティ、英国60'S音楽ファンには堪らない仕上り。

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