MAHNA MACKAY
「Daydream」


オーストラリア出身の敏腕プロデューサーDAVID MACKAY。数々のアーティストを手掛ける傍ら、自身が積極的に携わるプロジェクトも制作。それが今回紹介するこのMAHAN MACKAY。A面「Mah-Ná-Mah-Ná」は当時ちょっとしたスキャットブーム(?)を巻き起こした北欧生まれのモンドなスキャット楽曲。我が国でもスマイリー小原等がカヴァーするほどの盛り上がり(?)を見せた。このDAVID MACKAYも多分に漏れずこの曲を取り上げ、原曲に忠実なヴァージョンに仕上げている。そして今回注目したいのがMACKAYが作曲にも参加しているB面「Daydream」。A面のインパクトには敵わないが、クラシカルなメロディを男女スキャット隊がスキャットを聞かせる楽曲。オルガンの使い方がサイケやプログレっぽくMACKAYの仕事の幅の広さを物語る作風。英米のそれよりもちょっと和モノのコーラス物に近い印象を受ける。モンド系音楽のファンは勿論、この手の楽曲はシングルよりもLPの1曲的な印象が強いので英国シングルファンにも是非オススメしたい。

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