THE MAJORITY
「Wait By The Fire」


美しいコーラスワークを売りにしたグループMAJORITY。65年にDECCAからデビューし68年までに8枚のシングルをリリース(どれも売れなかった!)。今回紹介するのは6枚目「I Hear The Rhapsody」、ここではB面「Wait By The Fire」を紹介。イントロから荘厳な雰囲気のポップバラード。作曲は米国の人気作曲チームAL GORGONIとCHIP TAYLOR。元々は前年にGORGONIがメンバーとして参加していたフォーク系ポップ・デュオJUST USがリリースしていた作品をカヴァーしたもの。JUST USのヴァージョンを元にしてのカヴァーだが、オリジナルがフォーク調をベースにしているのに対して、こちらはクラシカルなアレンジにトレードマークのコーラスワークが見事に溶け込んだサイケポップ風に仕上げた感じ。英国ではサイケポップとして人気が高いそうな。勿論このアレンジを手掛けた名匠IVOR RAYMONDEの存在も見逃せない。

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