MARIANNE FAITHFULL
「Is This What I Get For Loving You ?」


派手なスキャンダラスなニュースに反して(?)、60年代の彼女の音楽といえば、フォークでシットリ、地味目な印象が強い。が、時代と共にDECCA後期の作風も徐々にカラフルなタッチの作風に変化。このDECCAでの最後から2枚目のリリースも彼女のそれまでの作風に比べると結構ポップかもしれない、勿論原曲がPHIL SPECTORが手掛けたRONETTESの楽曲だというのもあるけど。そしてアレンジを担当したARTHUR GREENSLADEのゴージャスな仕事も忘れちゃいけない!それまでの彼女のイメージを守りつつ、決して下品にならないポップな仕上がりを聞かせてくれる。

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