MIA LEWIS
「It's Goodbye Now」


ウェールズ出身の女子歌手MIA LEWIS。地元では工場の電話交換手として働き、劇場で歌う仕事もしていたという彼女。プロ歌手になるべく18歳でロンドンに上京、めでたくDECCAと契約し本盤でデビューすることとなった。ドラマティックなイントロから始まる、美しいバラード作品を実に表現力豊かな歌唱で歌い上げた彼女、素晴らしいパフォーマンス。作曲者の1人であるFRANKとはフランスの作曲家ALDO FRANKのことだそうで、一緒にクレジットされているJULIENとは60年代に欧州の一大音楽祭ユーロヴィジョン・コンテストでお馴染みの英国作曲家MICHAEL JULIENのことだそうな。共作なのか、それともFRANKの作品にJULIENが英詞をつけたものなのだろうか。ちなみ本作、米国でもPARROTレーベルから配給されており、現地での評価は高かったようで(ヒットしなかったけど)、MIA自身も米国に行くことを望んでいたんだそうな。肝心の本国盤である本盤も残念ながら全く売れなかった・・・

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