MIDNIGHT PATROL
「Homemade Sunshine」


FOUNDATIONSにPAPER DOLLS、BANDWAGONにFANTASTICS等々挙げたらキリが無い、あのキャッチーかつスウィートなメロディ、ポップス心を刺激する込上げるアレンジ。これら一連の作風こそ、作曲家TONY MACAULAYの匠。そんな氏も70年代に入ると色々な作曲家達と共作するようになり、先の様な典型的な作風以外の楽曲も手掛けるようになる。今回紹介するこのMIDNIGHT PATROLなるグループの「Homemade Sunshine」もその1つ。数年前にヒットしたMUNGO JERRYの「In The Summertime」を思わせる、オーガニックなテイストにGLITTER以降のジャンクなポップスという、全く両極端なテイストが見事にミックスされたような作品。数多いMACAULAY作品の中でもかなりの珍作じゃないだろうか?MACAULAYと共に本作を作曲したのはSTUART LEATHWOODとGARY SULSHのチーム。2人はこの前年までGARY & STUというユニットで活動していた。ちなみにLEATHWOODは60年代にはビートグループKOOBASのメンバーとして活動、やはり(当時売れなかった)60年代組はタフだね。

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