MIKE D'ABO
「Little Misunderstood」


BEATLESの様に曲の全体がサビと言われる人もいるし一体何処がサビだかよく分からない作風の人もいる。今回紹介するMIKE D'ABOは完全後者。他人への提供曲もそうだが自身で歌う楽曲もそう、何と言うか、後もう一歩で完成なのだがあえてそこに行かない美学(褒めているんですよ!)、かといってインパクトに欠けるかといえばそうではなく聴けばこれぞダボッチの優しいメロディと分かる素晴しさ。ここで聴ける「Belinda」もそんな氏の作曲術の最骨頂。が、B面は氏の手癖に拍車をかけたような名曲「Little Miss Understood」。

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