MIKI ANTONY
「It's Good To See You」


69年にRCAからMIKI名義でデビュー、人気プロデューサーMARK WIRTZ関連の音源で英国60年代ポップス好きにはお馴染みかもしれない歌手MIKI ANTONY。本盤は71年にRCAからCOLUMBIAに移籍してリリースした1枚。A面「Sally Sunshine」は人気作曲家GEOFF STEPENSとLES REEDの共作だったが、ここで紹介するB面「It's Good To See You」はMIKI自身が作曲に参加。60年代後半のノリもほのかに引きずった、キャッチーなバブルガムポップ風。アレンジを担当したのはこの時期BELLレーベルでのTONY MACAULAY作品の多くを手掛けていたLEW WARBURTON。プロデュースは作曲家としてよく知られるROGER GREENAWAY。ちなみに本盤、同じカップリングで同年同月に‘R 5885’で一度リリースされたものがこの番号ですぐ出し直されているが、ちょうどカタログ番号の転換期だったのだろうか?

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