MONTANAS
「No Smoke Without Fire」


PYE時代から英国産ソフトロックグループの代表格的なイメージが一般的か彼等は。しかしB面等
聴くとサイケだったりファンキーロックだったり。しかしその実験精神というかチャレンジ精神はあまり注目されていないようで気の毒である。このMAMでの本作、A面はやはり泣き節でくるかな?と構えて針を落としてみると、なかなか骨太な演奏に意表をつかれる。そして次に流れてくるストリングスや厚みのあるコーラス。以前にB面でやっていたようなファンキーロックにいつものソフロの要素を混ぜ合わせたような作風。これだけ彼等の両方の要素を上手くブレンドした楽曲はなかなか無いのではないか?アレンジはCOLIN FLETCHER、プロデュースにTONY HILLERといった英国ソフロ好きにはお馴染みの嬉しい面子。

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