THE OVERLANDERS
「Sing A Song Of Sadness」


ビートブーム期にデビューした、フォーク的な音楽性のグループOVERLANDERS。レーベルのお仕着せか、はたまた当人達の希望か、ビートブームを意識したようなシングルをPYEからリリース。本盤もA面「Don't It Make You Feel Good」は人気インストグループSHADOWSのヴォーカル入りビートナンバーをカヴァーしたもの。ここではそのB面「Sing A Song Of Sadness」を紹介。こちらはギターとトレードマークの重厚なコーラスワークを軸とした、シンプルなフォーク調作品。米国のカレッジフォークにも通じる澄み切った美しさはビートサウンドではなかなか味わえないかも?米国産作品か何かのカヴァーかなと思ったらメンバー3人による自作曲。アレンジを担当したのはレーベルの人気プロデューサーTONY HATCH、グループの良さを十分活かした素敵な録音に仕上げた。

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