PANCHO GONZALES
「Happy Pablo」


古き良き時代を思わせるティーンポップにMOTOWNやSTAXに代表されるソウルサウンド。英ポップス界では常に米国産音楽を指針なりトレンドなりにしてきた。そんな中でも比較的地味ながら実はかなりの数のフォロワーを生んでいたのがHERB ALPERTのTJUANA BRASS系アメリアッチのサウンド。今回紹介するのもそんなフォロワー(パチモン?)の1つ、PAGE ONEが送る謎のインストユニットPANCHO GONZALES。SANDIE SHAWのヒットでお馴染み「Puppet On A String」も見事なアメリアッチ仕様だが、レーベル社長LARRY PAGEと作曲家COLIN FLETCHERによるB面「Happy Pablo」もなかなかのサウンド。随所に聞こえるオルガンも何気にグルーヴィ、これもスウィンギング・ロンドンという時代のなせるわざなのか。聴きようによっては70年代初頭の我が国のテレビドラマのBGM風にもなるかな??

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