「It Won't Be Long」
THE PARAMOUNTS
「It Won't Be Long」
後に人気ロックグループPROCOL HARUMに発展する、エセックス出身のR&Bビート系グループPARAMOUNTS。本盤は64年にリリースされた彼等の3枚目のシングル。A面「I'm The One Who Loves You」は米国の人気ソウルグループIMPRESSIONSの作品をカヴァーしたもので、ここではそのB面「It Won't Be Long」を紹介。こちらはメンバーのピアノ/ヴォーカル担当のGARY BROOKERとギタリストROBIN TROWERの共作による軽快なR&B調作品。イントロのピアノから終始陽気なノリで突き進む作風、間奏のTROWERのギターソロもワイルドでカッコいい。当時の最新のソウルサウンドを取り上げたA面はやや‘レーベルにやらされた’感も無いではないが、こちらは彼等本来のR&B（RAY CHARLESあたりか？）嗜好が色濃く反映されている気がする。