PETULA CLARK
「Where Am I Going」


TWINKLEやBARBARA RUSKINといった自身で曲を書き歌う、SSW系アイドル女子歌手の存在は特異故、英国60年代ポップスファンには馴染み深い。が、意外なところで自作を発表している人、それも大物もいたりする。「Downtown」をはじめ数々のヒット曲を飛ばし、PYEが誇るスターとして名高い女子歌手PETULA CLARKもその1人。今回紹介するのは彼女の代表曲の1つ「My Love」のB面「Where Am I Going」。結構凝った作風に驚かされる。もちろんA面の作曲も手掛けたプロの作曲家TONY HATCHのアレンジ、プロデュースがあっての仕上りだが、当時の英国音楽界の美味しい所をおさえた仕上りに彼女のキャリアの長さとそこから生じる逞しさを感じずにはいられない。

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