PINKY AND PERKY
「The Velvet Glove」


米国に愛された、少々憎らしいが可愛らしいキャラ、CHIPMUNKSがいるように英国にもいるのが愛らしい子豚キャラ2匹、PINKY AND PERKY。CHIPMUNKS同様、彼等もお馴染みの虫声で歌いまくる芸風だが、デビュー盤となる本作「The Velvet Glove」ではスキャットを大胆に取り入れた洒落たイージーラウンジ風。サブタイトルに‘The Pinky And Perky Theme’とあるように彼等の為のテーマ曲故か主役である彼等の例の歌声が聞こえないのは寂しい気もするが、一発目は結構渋めの大人な感じだったのね〜間奏のジャジーなギターもカッコいい。だけどB面「Tom Dooly」はトレードマークの虫声が大暴れしています。こちらはテンポの速いジャジーなアレンジ、やはりギターが大活躍。アレンジを担当したERIC ROGERSは60年代を中心とした英国ポップスファンにはあまり馴染みのない名前だが、それもそのはずメインは映画音楽の仕事の人だった。

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