RAY DADSON
「Shakey Shake」


69年に設立、71年までの間に一風変わった音源を制作、リリースしていたマイナー系レーベルEVOLUTION。今回紹介する謎の歌手RAY DADSONによる本盤もそういったカタログからの1枚。両面共にDASON自身による作曲、A面「The Whole World Is Aflame」はちょっとアフリカのトラディショナルっぽいさもある作品だが、ここではB面「Shakey Shake」を紹介。こちらはホーンから始まり、ファンキーなベースとドラムがリズムを刻み、グルーヴィなオルガン、そしてなんとも垢抜けない、愛嬌たっぷりのDADSONの歌唱が乗ったファンキーソウル風作品。間奏のサックス等結構本格派だが、伴奏自体は英国の名うてのセッションマン達によるものなのだろうか?プロデュースを手掛けているZEL PRODUCTIONはこのレーベルの他のシングルでも見かけるので自社制作と思われる。

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