REY ANTON AND THE PEPPERMINT MEN
「Kingsway」


62年にORIOLEからポップス系歌手としてデビューしたREY ANTON。64年にPARLOPHONEと契約、時は空前のビートブームの真っただ中、自身のグループPEPPERMINT MENを編成して5枚のシングルをリリース。今回紹介するのは3枚目「Wishbone」のB面である「Kingsway」。この時代の英国ではかなりR&B色の強かったんじゃないだろうかと思わせるインスト楽曲。シンプルながら力強いビートと太くグルーヴするベースの上にブルースハープと洒落たフレーズを聴かせるギターが乗る硬派なブルース/R&Bサウンド。同時期に同じくR&B的なサウンドで人気を博していたROLLING STONESのインスト楽曲を思わせるような仕上がり。本作の曲名と同じ名前の道路がロンドンの中心部を走っているそうだが、そこから取った曲名だろうか・・・そういえばSTONESも米国のCHESSレーベルの住所をタイトルにしたインストがあったっけ・・・

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