SANDIE SHAW
「You Can't Blame Him」


今回紹介するのは全英第4位を記録した「I'll Stop At Nothing」のB面「You Can't Blame Him」。A面同様作曲はCHRIS ANDREWS、ピアノの音色が印象的な軽快なガールポップ。ほのか聞えるオルガンや重厚なバックコーラスを配したアレンジが素敵。特にこのピアノは前年に英国でも大ヒットした米国のMOTOWNのスター歌手MARY WELLSの「My Guy」を意識したものだろうか、同じくPYE所属の女子歌手JULIE GRANTの楽曲にも「My Guy」インスパイア系(?)のがあったし。ちなみに後半にはやはりMOTOWNを意識したようなサックスのソロパートが入っている。こういった楽曲を聴くことで当時の音楽業界のトレンドが見て取れるのが面白い。

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