SCOTT WALKER
「Lights Of Cincinnati」


英国を中心に国際的に人気を博した米国のグループWALKER BROTHERSの中心的メンバーSCOTT WALKER。本盤はグループ解散後のソロ3枚目のシングル。SCOTTというとベルギーのSSW系歌手JACQUES BRELの影響を大いに受けた、退廃的なサウンドでお馴染み。が、レーベル側としてはシングルヒットを望んでいたのか、本盤ではヒット曲を数多く書いていた人気作曲家TONY MACAULAYとGEOFF STEPHENSの共作曲を録音。彼等ならではの優しいメロディを朗々としたSCOTT節で歌い上げて全英チャート13位を記録。この作曲チームの作風というと限りなくキャッチーで明るいイメージだが、ここは歌い手に合わせてやや抑えた作風にしたのか?アレンジはSCOTTの数多くの作品のアレンジを手掛けているPETER KNIGHT。

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