THE SEARCHERS
「It's All Been A Dream」


60年代のビートブームの中でフォークロック調のサウンドを打ち出して人気を博したリヴァプール出身のSEARCHERS。本盤「Sweets For My Sweet」はPYEでの1枚目、見事全英1位を獲得した記念すべきシングル。米国の人気R&B系グループDRIFTERSが61年にリリースした楽曲をビートアレンジでカヴァーしたものだった。ここではそのB面「It's All Been A Dream」を紹介、こちらはメンバーでドラム奏者CHRIS CURTISが作曲した(CHRIS CRUMMY名義での作曲)典型的なマージービート調の作品。ビートファンには自作という所も高ポイントだろうか。普段は演奏者として表舞台に立って活躍していたCURTISは結構作曲も担当し他のアーティストに楽曲提供するなど作曲家としては裏方で活躍する人だった。

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