THE SEARCHERS
「Where Have All The Flowers Gone」


独自のPSデザインや独自のシングルカット等、シングル好きにはたまらない各国プレス。今回紹介するのは人気のマージービート系グループSEARCHERSのオランダ盤。66年のリリースなのだが、何故か3年前のデビューアルバムからのカットとなる「Where Have All The Flowers Gone」。米国のフォーク歌手PETE SEAGERが作曲、数多くのフォーク系歌手が取り上げた定番曲を軽妙なテンポで得意のフォークロック調アレンジでカヴァー。PSに映るメンバー達は録音時の初代ベース奏者TONY JACKSONは擁した編成ではなく、66年の時点の編成。レーベル的には配給ライセンスがあるうちにカタログから色々シングルカットして手堅くヒットを得ようと思ったのだろうか、この無意識による音源とPSの年代の不一致、やっつけ仕事感覚を突っ込みながら聴くのもまた各国プレスの醍醐味か。

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