SHANE FENTON AND THE FENTONES
「Too Young For Sad Memories」


BEATLESの登場から始まる一大音楽的流行‘ビート・ブーム’、それに似た現象は過去にもあって、CLIFF RICHARDが登場してから数多くの英国産ロケンローラー/ティーンアイドルが乱発、一大ブームとなっていた。今回紹介するSHANE FENTON AND THE FENTONESもそんな中から出てきた1つ。多分に漏れずローカル的な活動から始まり、図々しくもテープをBBCに送るなど精力的にアプローチ。その甲斐あってかこうしてメジャーと契約、あまり売れなかったが9枚のシングルをリリースすることが出来た。今回紹介するのは5枚目のシングル、時代的にビートブーム前夜な微妙な時期、この手のサウンドはすでに古めかしいものだったのか全くヒットはしなかったが実に良く出来たティーンポップ。自作のロカビリーなB面もオススメ。ちなみにFENTON君、一時は低迷していたが70年代に入りALVIN STARDUSTと改名しヒットを連発することになる。

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