「Donket Rides, A Penny A Glass」
SMALL FACES
「Donket Rides, A Penny A Glass」
全英16位を記録した、IMMEDIATE在籍時末期のリリース「The Universal」。ヒッピー風の要素も加味した、のどかな田舎暮らしの雰囲気溢れる牧歌的な作品。ここではそのB面「Donkey Rides, A Penny A Glass」を紹介。こちらはA面のそんな雰囲気とは対照的にカラフルに展開するサイケナンバー。間奏部分ではスピリチュアルジャズ系サックスの様なフリーキーなサウンドが聞こえるが、こちらは当時開発されたばかりのスタイロフォンという電子楽器を使用してのもの。最新の楽器を早速作品に取り入れる先取り感覚はまさにモッドといったところか。作曲はMARRIOTTとLANEのお馴染みのチームにMcLAGANも加わっての作品。McLAGANによるとMARRIOTTはスピリチュアルジャズも聴いていたそうで、もしかしたらそうした趣味が反映されていたのかもしれない。