SONS AND LOVERS
「Take Up The Hammer」


68年にデビュー、72年までの在籍の間に結構な数のシングルをリリースしており、ヒット曲こそは無いものの、BEACONレーベルの看板グループと言ってもいい彼等SONS & LOVERS。本盤は通算9枚目「Take Up The Hammer」、前年にSSW系アーテストNEIL LANCASTERがリリースしたアルバムからの1曲を取り上げたもの。当時の米国のサウンドを意識したような、ほんのり南部テイストもある陽気なポップナンバー。重厚な混声コーラスを導入した個所もこの時期のトレンドが反映されている。アレンジとプロデュースを手掛けたのはZACK LAWRENCE。LAWRENCEといえばこの時期はちょうどDJMレーベルの人気インストプロジェクトMR.BLOEを手掛けている時。それ故DJMの印象が強いだけに、このレーベルで氏の名前を目にするのはちょっと新鮮かも?

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