SOUNDS ORCHESTRAL
「A Boy And A Girl」


レーベル専属のプロデューサーJOHN SCHROEDERが指揮、セッション系ピアニストJOHNNY PEARSONをフィーチャーした、PICCADILLYレーベルが誇るインスト・プロジェクトSOUNDS ORCHESTRAL。本盤は4枚目のシングル「A Boy And A Girl」。ジャジーなドラム・ブラッシングの上にPEARSONのピアノをはじめストリング等が華麗に踊る、イージーリスニングというにはキャッチーでパワフルな作品。50年代後半から60年代前半辺りのフランス映画にも通じる洒落た感覚が実に洒落ている。作曲したのは人気セッション系ギタリストVIC FLICK。FLICKといえば60年代後半から70年代にかけてのライブラリー調作品のイメージが強いが、こういう作風も手掛けていたとは。SCHROEDERとPEARSONが作曲を手掛けたB面はオルガンを入れるなどグッとモダンな仕上がり。

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