「Love Story」
SOUNDS ORCHESTRAL
「Love Story」
PYE傘下のPICCADILLYレーベルから登場した、作曲家/ピアニストJOHNNY PEARSONを中心としたインストプロジェクトのSOUNDS ORCHESTRAL。PICCADILLYレーベルの消滅に伴い、親会社のPYEに68年に移籍し細々とリリースを続けることになる。今回紹介するのはPYEでの2枚目となる「Soul Coaxing」のB面「Love Story」。A面はフランスの人気ポップス歌手MICHEL POLNAREFFの作品をインスト化したものだが、この「Love Story」はPEARSON自身の作曲によるもの（レーベルのクレジットによると同名のテレビ番組のテーマ曲として作曲されたものらしい）。こちらはこのプロジェクトの最大のヒット「Cast Your Fate To The Wind」を彷彿とさせるクラシカルな雰囲気漂う作風。ピアノを操るPEARSONの踊るようなタッチにも思わず聴き入ってしまう。