THE SPENCER DAVIS GROUP
「Catch You On The Rebop」


若き天才STEVE WINWOODを擁したブルース/R&B路線、WONND脱退後にEDDIE HARDIN、RAY FENWICK等を迎え入れての第二期のサイケポップ路線で60年代の音楽シーンを駆け抜けた彼等。が、68年にUNITED ARTISTSとの契約が切れるとしばし宙ぶらりん状態が続く不運に見舞われることに。70年代に入り体勢を立て直して当時プログレッシヴ/ハードロックのカタログでロックシーンを牽引していたレーベルVERTIGOと見事契約を勝ち取る。そしてリリースされた第一弾シングルが本盤。カウベルやキャッチーな明るいサウンドは米国志向だったのか、60年代を引きずることなく前進していく勇ましい彼等の雄姿がここにある。とはいえ間奏部分で聴けるギターフレーズやコーラスは全盛期の「Keep On Running」を思わせる・・・というのは勘ぐり過ぎだろうか・・・

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