THE SPRINGFIELDS
「Good News」


DUSTY SPRINGFIELDと兄貴TOMに友人の、後にTOM同様売れっ子プロデューサーになるMIKE HURSTの3人組みからの1枚。彼等といえば英ポップスというよりは前時代的なフォークサウンドといったイメージが強い。が、本作、シングル「Breakaway」のB面「Good News」はちょっと違う。曲こそいかにもフォーク好みの所謂トラッドだが、跳ねるピアノにパーカッション、そして力強いビート。後のビート時代にリリースされたような、61年にしては随分とモダンな仕上り。ノリも何処かモンドと呼ばれる類の聴き方も出来る作風。アレンジを担当したのはIVOR RAYMONDE、さすがビート時代も多くのガールズの傑作を生み出した彼だけあるね。

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