SWEET SENSATION
「Wake Up And be Somebody」


マンチェスターで結成、多い時には8人のメンバーが在籍していたという英国ソウル系グループSWEET SENSATION。60年代からこのPYEレーベルで活躍していた人気プロデューサー/作曲家TONY HATCHの肝煎りで74年にデビュー、同年にリリースした2枚目のシングル「Sad Sweet Dreamer」が全英首位の大ヒットを記録し見事ブレイク。が、次にリリースした3枚目が11位を記録してからは全くヒットに恵まれず、とうとう77年にリリースした本盤がラストシングルとなってしまった。こちらは米国はデトロイト出身のディスコ・ファンク系グループBRAINSTORMが前年にリリース、小ヒットを記録した作品をカヴァーしたもの。軽快なホーンから終始ノリの良いディスコナンバー。ヒットを期待してしまう素敵な仕上がりだが、残念ながらヒットには至らなかった。プロデュースはHATCHが手掛けた。

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