TAIT GALLERY
「Out Of The Crowd」


英国の美術館組織と同じ崇高な響きのバンド名、それに恥じない品のある本作。若き名匠MIKE LEANDERが作曲・プロデュースを担当した。60年代後半のあの独特の雰囲気を引きずった、ややグルーヴィな時代の残り香も感じられる。サビで流れる過剰すぎないストリングスも効果的で好感が持てる。ヴォーカルの声質が歌い上げ気味になっているのは如何にも70年代。線の細い声質だったらBEE GEESになってたかな?オランダやベルギー辺りの欧州大陸系のバンドを思わせるメロディも独特。

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