THE TALMY STONE BAND
「Madison Time」


60年代前半の米国はボルチモアを舞台にした映画‘HAIRSPRAY’でもお馴染み、ジャズピアニストRAY BRYANTのダンスナンバー「Madison Time」。BRYANTのシングルが発売された60年、世界各地でこのMADISON TIMEがもてはやされたが、何故か62年に再度英国の音楽業界にてブームが起こったのか、数々のレーベルから数々のヴァージョンが制作された。DECCAでは有名なDJ、ALAN FREEMANのベシャリをフィーチャーしたヴァージョンが制作された。今回紹介するのはそのB面「Madison Time」、タイトル、楽曲自体は同じだが、こちらはFREEMAN抜きのSHELTALMYが中心となったインスト・プロジェクトTALMY STONE BANDのみの演奏のヴァージョン。A面には無い、ヒップなオルガンはこの時期の英国ならではの演出。モンドやサバービアといったジャンルにも入りそうな、こじんまりとオシャレな仕上がりとなっている。

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