THE KREWS
「Somebody Stole My Girl」


WINGS等での活動でロックファンにもお馴染みリヴァプール出身のサックス奏者HOWIE CASEYとセッション鍵盤奏者/作曲家ALAN REEVES等で編成された英国のソウル/R&BグループKREWS。リード歌手にジャマイカ出身で当時英国で活躍していたスカ/R&B系歌手OWEN GRAYを迎えてクラブサーキットで活躍。66年にはフランスでライブ活動を展開、フランスのBARCLAYレーベルと契約し傘下のRIVIERAレーベルから4曲入りEPをリリース。ここで紹介するのはそのEPから2曲カットしたもの(フランス盤によくあるジュークボックス用だろうか?)。米国の人気R&B歌手LEE DORSEYの代表曲「Get Out Of My Life, Woman」を思わせる太くてパワフルなドラムから始まる、気だるくファンキーなソウル/R&B作品。全編で聴けるREEVESのグルーヴィなオルガンもモッド指数高し。作曲はOWEN GRAYが手掛けている(レーベルには'OVEN'と誤植されているが)。ちなみに先のEPでの名義はフランス風にLES KREWとなっており、本盤は何故かTHEに変えられ、グループ名にSが付いている。

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