TIGER SUE
「When You Walked In The Room」


60年代後半に人気を博したガールズグループ、PAPER DOLLS。そのリードヴォーカルを務めていたのが今回の主役TIGER SUE。70年にPAPER DOLLSのラストシングルがリリースされ、その翌年にソロデビューした彼女。本盤は3枚目にしてラストリリースとなった1枚。楽曲は60年代に英国でも人気の高かった米国の歌手/作曲家、JACKIE DeSHANNONの代表作の1つで60年代の英国ではビートグループのSEARCHERSがヒットさせたフォークロック調の人気曲。本盤はそんな楽曲の良さを活かすべくか、比較的原曲に忠実なフォークロック調のアレンジで仕上がっている。ほんのりPHIL SPECTORのサウンドを思わせる感じも60年代への愛あるオマージュだろうか、そんな素敵な雰囲気の中で彼女もノビノビ歌っている様子。歌唱力的には60年代よりも上手くなっている気がする・・・

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