TIM CONNOR
「So Long, Baby」


60年にDECCAからデビューしたマイナー系歌手TIM CONNOR。2年後に大手EMI系レーベルHMVに移籍し4枚のシングルをリリースする。今回紹介するのはそのラストリリースとなった「The Lonely One」のB面「So Long, Baby」を紹介。同時代に盛り上がりを見せていたビートブームをちらりと横目で意識したような軽快さを感じさせる素敵なアレンジ。CONNORはジャンル的にはいわゆるティーンポップ界隈での人気が高いようだが、初期ビート/マージービートがお好きな方にも是非とも聴いて頂きたい1曲。作曲したのは作曲家/アレンジャーとして活躍していたCYRIL STAPLETON、アレンジはこの時期良質なティーンポップ系音源を数多く手掛けていたHARRY ROBINSON。ちなみに翌月に人気ポップス歌手ADAM FAITHもシングルのB面として同曲を録音しているが、ビートグループROULETTESを従えた氏のヴァージョンよりもこのCONNORのヴァージョンの方がビートファンにはアピールするような気がするが・・・

前のページに戻る